施工例「戸建て 引戸エルムーブドアカバー工法」工事 

 ・令和3年8月 戸建て 引戸エルムーブドアカバー工法工事
 

 戸建てのランマ付き片開き玄関ドアから
 LIXILエルムーブ引戸へカバー工法で交換いたしました。

玄関ドア
【施工前】
 
 既存の玄関ドアです。
 ランマ付きタイプの片開ドアがついています。
 これをなんとか引戸にしたいというご要望でして、検討してゆきます!!

 
   右側に照明が付いていますね。
 これは干渉しなさそうなので、
 このままで大丈夫。
   雨どいが左についています。
 これは引戸のレールに干渉して
 しまいますので、事前の移動が必要に
 なりますね。
 

 施主様はLIXIL エルムーブをご希望なのですが、
 この製品はカバー工法用の製品ではありません
 しかしデザイン的にどうしてもということで、詳細な検討を行いました。
 工夫次第で取付は可能なことが判明しましたので、
 ご希望通りエルムーブにて施工を行いました!!


  
【施工中】
   
 
 既存のドアを枠だけ残して取り外します。
 上部ランマもこれから外してしまいます。 
 
   
 
 内側の上部です。
 既存がランマ付きなので、背の高いドアでしたが、エルムーブは既存ドアほどの
 高さには作ることができません。
 ですので、背が低くなってしまった分を補うために
 角材の下地をいれて、そちらに取り付ける形になっています。
 それに伴い、本来なら残しておく上枠もカット処理が必要になっています。

 
   
 
 内側縦枠です。
 既存枠に合わせて、エルムーブのアングルがちょうど出てくる寸法にしています。
 このアングルにカバー用のアルミ曲物を取りつけて仕上げしていきます。

 
 

 内側下枠です。
 エルムーブの下枠と既存枠の隙間ができますので、カバーするのですが
 下地として角材を入れています。

 
 外側の写真です。
 下枠レールの下は補強のためにがっちりしたLアングルを入れて
 支えにしています。

 
   
 
 
 内側上枠です。
 先ほどの下地材をアルミ曲物にてカバーしました。
 縦枠も同じですね。

   
 
 こちらは下枠。
 上枠と同じように下地ごと、既存枠をしっかりカバーしています。

   外側の照明は干渉しませんでしたので
 移動なしで大丈夫でした!
   既存ポストも未干渉です。
 結構ぎりぎりですね(笑)
   
 
 下枠にはLアングルの他、角材も入れて補強しています。
 もともと上吊りのドアなので、補強は主に沓摺に人が乗ることを考慮しての
 ものになります。

 
 

  ドアの上にはバルコニーがありますが、これも干渉しないギリギリのところで
 取付ができていますね!!

   
 LIXIL エルムーブ2 L14型 一本引き 手動 
  クリエダーク 外観左引き 内観右引き
  ハンドルP型 シルキーマットブラック
  カバー材、下地材共にオータムブラウン色

     
 取付が完了しました!!
 
 本来この製品は新築時に使用するもので、カバー工法は出来ない製品なのですが
 詳細な検討と工夫を行えば(もちろん様々な条件はあるのですが・・)
 今回のように対応が可能です!!
 
 
 また、カバー工法ですので、壁を傷つける必要がなく、比較的安価に工事を行う
 ことができます。
 
 今回は特に詳細な施工指示、製作指示が必要でした!
 作成した図面を↓にはっておきますので、もしよろしければご参照下さい。


 
 玄関引戸 エルムーブU 図面
(クリックで拡大します)
 



 
 カバー用の製品でなくとも、今回のように対応できる場合があります。
 もしご検討されておられる方は、
 どうぞお気軽に、下記リンクよりメールお問い合わせください!!



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